千代ヶ岡台場跡
千代ヶ台公園の近く、
市電堀川町電停より歩いて5分ほどの場所にあります。
中央分離帯のような、小さな島になっているので、車で行くとうっかり
見落としてしまいそうな所ですが、税務署を目指していけば、辿り着きます。
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五稜郭と函館市中を結ぶ街道の、中継地点にあった千代ヶ岡台場。
ちょうど一本木関門と五稜郭の中間に位置するそうです。
1869年5月11日、一本木関門を目指して進軍する土方が、
ここに立ち寄って兵を整えた、と言われています。
旧幕軍が降伏を決意した際、この台場の守備を担当していた
中島三郎助は、降伏勧告を断固拒絶。
1869年5月16日、自分の息子をはじめ、意思を同じくする兵士約50人と供に、
この地で最期まで新政府軍に抵抗し、命を落としたのです。
(2006年8月19日UP) |
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